愛社精神などいらない!ムダに帰属意識を求められても気持ち悪いだけ

ご覧いただきありがとうございます。taraionです。

今回は、

生活のためにただ働いていることの何が悪い!

「組織のために」という考え方が気持ち悪いんだけど

といった悩みを解決していきたいと思います。

この記事にたどり着いたあなたは、おそらく現在働いている会社で、

愛社精神を持って働け!

会社のために働きましょう!

などと言われたことがあるのではないでしょうか?

しかしあなたは、そんな言葉を言われても

こんな会社で、愛社精神なんて持てねえよ!

とネガティブな気持ちになっていることでしょう。

でも安心してください。

愛社精神なんて、上から強制されようが、持てないときは持てないものです。

今回は、

愛社精神なぞ必要なし!会社のためではなく、自分のために働くべし!

と私が考える理由について書いていきます。

この記事のポイント!

・「会社のために」「愛社精神」という言葉は薄っぺらいのでは?

・誰のために働いているのか?

・「愛社精神≒忠誠心」と考えている人もいるんだよな…

「会社のために」という言葉の定義が曖昧では?

そもそも私は「会社のために働く」ということの定義が曖昧だと思っています。

会社は人智を超えたものではありません。

会社の事業計画・人員配置などは人間が決めるものです。

「会社」という神様みたいな存在なんていないんです。

会社への帰属意識より、ベクトルを自分に向けよう

近年では、

転職するのは裏切り行為だ!

とりあえず3年は働こう!

という風潮が薄れているように思います。

他にも、従来のメンバーシップ型雇用に代わり、ジョブ型の雇用形態が注目されてもいます。

また、GAFAの社員たちは愛社精神よりも、

自分のスキルを高められるか?

どれほど自分の技術を認めてもらえるか?

に重点をおいているとのことです。

そこでは、日本とアメリカの仕事に対する考え方の違いも紹介されていました。

昔から日本人には滅私奉公の精神があります。一度就いた仕事は最後までやり抜く。最初に入社した会社を辞めるのは失礼だ、と考える人が多いのもそのためです。

一方で、基本的にはアメリカ人に愛社精神はありません。自分のスキルが高められるか、認めてもらえるかどうかで会社を評価します。だから、給料が高ければ働きますし、給料が低ければ働かない。とてもわかりやすいです。

引用元:GAFA社員が「愛社精神は無価値」と判断する理由-東洋経済オンライン

私も、どこからでも必要とされるようなスキルを身につけていきたいと思っています。

ゆくゆくは自分の好きなように働きたい

そんな考えから、

これから必要とされるスキルは何だろう?

「会社のために」などと会社に頼りすぎるの気持ち悪い…

などといった疑問を持ちました。

もちろん組織の一員である以上、最低限の所属意識は必要だとは思いますが

もうこの会社にいること自体が嫌だ…

誇りなんて持てないよ…

と、その会社に対する帰属意識はおろか、所属意識すら持ちたくない!という場合は早く転職することをおすすめします。

なお、所属意識と帰属意識の違いについては「所属意識・帰属意識の違いって?本当に必要なのか?」という記事に私の考えを紹介しているので、合わせてご覧ください。

「誰かのために」・・・矢印はどこに向かっているの?

私は「誰かのために働く」という思い自体は否定しません。

人のためになったと実感できたら嬉しいからね

しかし、それが変な方向に向かうとかえって気持ち悪いのでは?と思ったこともあります。

最初の会社で、役員とオンライン上で座談会を設けていただいたことがあったのですが

○○は親会社のトップがこう言っていた

親会社のトップは私にとって神様

という感じで、事あるごとに親会社のトップを引き合いに出してきたので、私は

こいつはどこを見て仕事をしているんだ?

と思わずにはいられませんでしたね…。

関連記事:子会社に就職すべきか?後悔しないようにデメリットも知ろう

また、この役員だけでなく、上層部は皆親会社のトップを神のように崇めていたので、

なんか気持ち悪いなあ、その考えを強要しないでくれ!

と思って転職を決意しました。

さらに、親会社の考えを押し付けるにとどまらず、

皆さんはプロなんだから、給与以上に会社に貢献しましょう!

などと、勘違いしたプロ意識の強要もしてきていたので、さらに会社を離れたい気持ちが強くなったわけです。

サラリーマンにプロ意識を求めるのはおかしくないか?

という私の考えは「サラリーマンの仕事に、プロ意識って別にいらなくない?」にも書いています。

愛社精神=会社への忠誠心ではない!

私が新卒で入社した会社は、

愛社精神≒会社への忠誠心

ととらえているフシがあるように感じました。

例えば、前職には

・会議の度に社訓の読み上げ

・親会社のトップを称えるようなリレーメール

・副業の禁止

のような変な風習がありました。

リレーメールや社訓の唱和は、会社の理念を叩き込むことが目的だったようですが、

そんなひまあったら、業務に集中して残業減らさない?

そんなことするメリットあるの?

と思ってしまいました。

また、副業禁止については

時間外での労働ガー!怪しいビジネスガー!

などと役員は言っていましたが、

社員が副業で稼ぐようになって、忠誠心がなくなるのが怖いのかい?

と感じずにはいられませんがね…

関連記事:正社員塾講師が副業をやることについての雑感。

なお、あなたが

今の会社に不信感がある、転職を考えようかな…

副業OKな職場に転職したい

などと考えている場合は、今すぐにでも転職サイトに登録すべきです。

社会人1年目などとか関係ありません。

その理由は「新卒1年目で転職サイトに登録するメリットを3つ考えてみた」で紹介しています。

愛社精神に違和感があれば、転職も考えよう

改めて、愛社精神は無理して持つべきではありません。

とはいえ、

自分は自分。という気持ちを大事にし続けたい

私は人目を気にしません!

という気持ちが抜けきらないと、仲間の中になじんでいくのは難しいかもしれません。

その会社・組織の中で認められた経験などがあれば、少しは集団の中での帰属意識が持てるのではないでしょうか。

しかし、組織・会社と打ち解けようという気持ちがあってもなお、愛社精神という言葉を気持ち悪い・時代遅れと感じるなら、その会社を辞めることも考えましょう。

かつての自分は、上層部や親会社への不信感もなじめない原因だったか

無理をして、あなたに向いてない組織で働き続けても、時間の無駄になるかもしれません。

とはいえ、会社の上司や同僚に相談すると、社内で噂が広まるリスクがあります。

かといって、家族・友人も自分の価値観とギャップがあるかもしれない…

私は社内でも、家族にも相談せずに最初の会社を辞めました

そんなときは、キャリア相談サービスで第三者の意見を聞きつつ、愛社精神を無理に持つ必要がない会社探しのために力を借りるべきです。

私はそんなキャリアコーチングの中でも、きづく。転職相談をおすすめします。

なお、無料相談を受けたところで、

無理な営業はしません!

本当にここがよければ、トレーニングを受けに来てください!

というスタンスなので、安心して無料相談を受けることができるのではないでしょうか?

この記事が、

今の会社に帰属意識を持てないんだけど…

愛社精神を気持ち悪いと思うのはおかしいの?

といった悩みを抱えるあなたにとって、そうしたモヤモヤがスッキリするきっかけになれば幸いです。

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