所属意識・帰属意識の違いって?本当に必要なのか?

ご覧いただきありがとうございます。taraionです。

今回は、

今の仕事でモチベーションが上がらない…

職場での居心地がよくない…

といった悩みを解決していきたいと思います。

最近ではリモートワークが行われるようになったり、終身雇用の崩壊などもあって

会社に対する所属意識・帰属意識が薄れている

という話も聞きます。

そんな中でも、この記事を読んでいるあなたは

もっと仕事を充実させたい!

今の職場で自分の立ち位置を確立したい!

と思っているのではないでしょうか?

そこで重要になるのが「所属意識」と「帰属意識」の理解と向上になるわけですが…

ぶっちゃけ、

これらの意識を持てるかどうかは、社風や人間関係とあなたがマッチするかどうかによる!

無理して持つ必要はない!

と私は考えています。

この記事ではその理由について書いていきます。

あなたのキャリア目標を達成し、充実感ある未来を手に入れるためのきっかけになれば幸いです。

この記事のポイント!

・所属意識と帰属意識の違いはこれだ!

・社風や自己分析の結果によって意識が変わる

・もう無理に意識しなくていい

所属意識・帰属意識の違いって?

まずはじめに、所属意識と帰属意識の違いは以下の通りです。

帰属意識は、もともと心理学の専門用語でした。
心理学では、帰属意識のことを

「あるチームや、組織に所属することに基づく情緒的な愛着」
という風に、解釈しています。

所属意識という言葉には「あるチームに所属している」という意味。
「仲間意識」までの、愛着はなく

「集団のコミュニティの中の一員である、という自覚」といった意味がありました。

引用元:帰属意識、所属意識の違いと、それらを向上させるには?

ざっくり言うと

所属意識:あなたが所属する組織やチームの一員であるという自覚

帰属意識:その組織やチームへの強い感情的なつながり

とまとめることができます。

帰属意識のほうが、所属意識よりも気持ちの面で会社とのつながりが深いといえるのでしょう。

確かに、私が最初に勤めていた会社では

社歴の長いベテラン社員が多い

特に、新卒から生え抜きの社員ほど社歴が長い

管理職の方ほど、会社に対して忠誠心を持って働いていた

という印象はありました。

また、

入社前からの内定者研修

親会社の考えを説くリレーメールの実施

など、所属意識だけでなく帰属意識を高めるような働きかけは多かったですね。

いずれにせよ、所属意識と帰属意識が高まると社内でも協力しやすい体制が整うことは確かです。

時々オンラインで集まろう!みたいな話は同期内でもあったので

これらの意識について、私が実体験から思うこと

しかしながら、私は最初の会社で所属意識・帰属意識が高まらないまま1年で退職してしまいました。

そしてリモートワークが大半で、社員同士のつながりが薄くなると懸念されるような職場に転職したのですが…

転職先では最初の会社よりも所属意識・帰属意識を持って働けているのでは?と感じています。

そこで、その理由について考察していきます。

①入社前の自己分析をきちんとできていたのか?

私は大学時代に就活を行っていたとき

ネームバリューのある会社に行きたい!

なるようになるさ

と、特に自己分析をまともにやらないまま就活を進めていました。

そのため志望度の高い企業からお祈りされて、持ち駒が少なくなったときに

本当にこの会社は自分と合っているのか…?

これってやりたい職種だっけ…?

ということを考える余裕がなくなり、最初に出た内定に飛びついてしまった形になりました。

関連記事:就活で失敗した私が考える、就活での3つの重要ポイント!

そのため、新卒1年目で転職活動を行ったときは

自分がどのような職業や業界で働きたいのか

どのようなスキルや経験を積みたいのか

をはっきりさせた上で、転職先がこれらの目標に合致しているかどうかを慎重に確かめていきました。

そのおかげか、新卒の就活のときよりもミスマッチなく働くことができています。

ミスマッチがなければ、チーム内で

アイデアや情報の共有

目標設定と成果の追求

といったことにも前向きに取り組めるんだな、と私は感じています。

②入社してからの社風・人間関係上の問題

私が最初の会社を選んだ理由の一つとして、

大学時代にアルバイトをしていたことから、仕事内容を引き継いで取り組めるはず

バイトでお世話になった社員はいい人

というアテがあったこともありました。

しかし、いざ就職してからはそれ以外の面でギャップに悩みました。

具体的には

社訓の読み上げなど、無駄な慣習の多さ

会議や面談が形式的なもので終わるなど、風通しが悪い

プロ意識や愛社精神を事あるごとに押しつけてくる

という点です。

仕事内容自体にそこまでギャップを感じることは多くなかったのですが、バイトのときに見えなかった社風のギャップはしんどかったですね…

所属している会社に対して不信感を抱いてしまうと、組織の文化や価値観・目標に対してポジティブに捉えることは難しいのではないでしょうか?

今の組織に対してネガティブな考えが大きくなると、

仕事に対するモチベーションが下がる

スキルや知識を磨くことに消極的になる

というデメリットが生まれます。

これでは帰属意識はもちろん、その組織の一員として働くことに対しても嫌になってしまいます。

何のために働いているんだ?と思いながら働く日々でした…

このように、「社風が合わない!」と思ったら所属意識すら薄れる可能性があるので、さっさと転職を考えることをおすすめします。

帰属意識まで無理に持つ必要はないと思う

初めての転職までで私が感じたことは

最低限の所属意識は必要

ただし、帰属意識を無理に持つ必要はない

ということです。

さすがにチームの一員であるという所属意識がなくなるのは、会社勤めをしている以上はマズいと思います。

組織に所属している以上は、ルールを守りながら行動したほうが角が立ちにくいので。

しかしながら、その組織・チームに対して必要以上に入れ込みすぎて、帰属意識を高く持ちすぎるのは危険です。

なぜなら

その職場で働くことはゴールではない

終身雇用制度が崩壊している

他者に帰属意識を高く持つことを強要してしまいかねない

という点があるからです。

サラリーマンとして働くことで様々なメリットを受け続けることはできますが、昔のように

終身雇用でずっと働き続ければいいや

と安心することはできなくなっています。

つまり、就活・転職に成功したからといって100%安心!というわけではないのです。

私も、今でも転職の可能性は頭の片隅に入れています

また、帰属意識を高めすぎると

俺は○○してきたのだから、お前も意識高く働け!

会社のために働くことが美徳!

という歪んだ考えを周りに押しつけてしまうこともあるでしょう。

現に私も、最初の会社で役員など上層部が

誇りを持って働け!

プロなんだから期待以上のことをやりなさい!

という、「その会社にいる自分カッケー!」という自分に酔ったような考えを押しつけてきたことが会社を辞めるきっかけの一つになりました。

百歩譲って、社員が勝手にそのコミュニティに対する帰属意識を持つのはいいとしても

帰属意識を押しつけるのは違うよね?

と考えるわけです。

改めて、所属意識・帰属意識はあなたと所属する組織の相性がよければ、自然と生まれます。

最初の会社では新しいアイデアを取り入れることに消極的だった私も、転職先では同僚との情報交換にも積極的にもなれました。

このように、所属意識・帰属意識はあなたがいる環境次第で変わってくる可能性もあるわけです。

もしあなたが今

心から安心して自分らしく働きたい…

などと、今の会社であなたの存在意義や役割がよく分かっていないのであれば、転職を視野に入れてもいいのではないでしょうか。

アゲルキャリアなら、担当のエージェントがあなたに寄り添って

エージェントと二人三脚で希望の求人を見つけられる

他の媒体で見つからなかった求人が見つけられる

転職先でも活躍できる

という可能性があります。

また、アゲルキャリアはLINEでアドバイザーに相談することも可能なので、忙しくても手軽にやり取りできる点もメリットとして挙げられます。

まずはLINE公式アカウントに登録して、アドバイザーとともにより快適に働ける環境を探してみてはいかがでしょうか?

なお、アゲルキャリアの担当者にサービスについてインタビューした記事「アゲルキャリアのよい評判は本当?直接話を聞いてみました!」もあるので、合わせてご覧ください。

この記事が、所属意識・帰属意識について考え直し、あなたのキャリアを一歩前進させるきっかけになれば嬉しいです。

帰属意識が気持ち悪い!と感じるなら

ご覧いただきありがとうございます。taraionです。今回は、生活のためにただ働いていることの何が悪い!「組織のために」という考え方が気持ち悪いんだけどといった悩みを解決していきたいと思います。この[…]