ご覧いただきありがとうございます。taraionです。
今回は、
塾講師として働き始めて1ヶ月だけど、もう心が折れそう
もう塾講師の仕事辞めたい…
といった悩みを解決していきたいと思います。
あなたが塾講師として入社して1ヶ月。
初めはやる気にあふれ、生徒たちとの成長に感動しながら仕事に励んでいたかもしれませんが、
・毎日の長時間労働
・生徒や保護者からのプレッシャーやトラブル
・そもそも上司や会社の社風自体合わない
などと、教育現場の厳しい現実に耐えきれなくなりそうなのではないでしょうか?
しかし、塾講師は受験期に向けてスケジュールが組まれるので、転職時期は年度末の2月・3月がほとんどです。
それゆえ、正社員塾講師から転職し、あなたに合った職場・環境で働くためには
辞めやすい時期から逆算し、あなた自身を見つめ直してみることから始めるべき!
といえます。
そして、その際には転職サイトやエージェントを活用し、
・自己分析
・キャリアプランニング
・履歴書や職務経歴書の作成
を行うことが重要です。
今回はその理由について書いていきます。
この記事のポイント!
・塾講師を1ヶ月で辞めたくなる理由が分かる
・塾講師を辞める前に準備すべきことを知ることができる
・辞めたくなったそのときから転職活動を始めよう
塾講師を1ヶ月で辞めたくなる気持ちは分かる
塾講師の仕事内容は、
・授業の準備や指導
・評価業務
・生徒とのコミュニケーション
などが主な仕事となります。
また、夕方から夜にかけての時間帯が勤務時間となることが多く、週末や祝日にも出勤することがあります。
加えて子供たちの長期休み中の講座は、朝から夜まで勤務になります
塾講師が辞める理由は様々ですが、よくあるものとしては
・給与が低い
・残業が多い
・生徒とのコミュニケーションがうまくいかない
・自分のスキルアップや成長が見込めない
などが挙げられます。
また、仕事内容に不満を持つ場合も多く、授業の準備や評価業務、生徒指導などにストレスを感じることも考えられます。
特に授業準備は、
家でやってくるもの!自己研鑽のためだ!
という方針の塾もあるのではないでしょうか?
また、会社の考え方と自分の考えにギャップが生まれてくることもあるでしょう。
・自分は生徒1人1人と向き合いたいのに、会社や本部は売上にこだわりすぎている
・長時間労働を美徳とし、ワークライフバランスの考えと逆行している
など…
入社してわずか1ヶ月で、あなたと会社の社風に埋められなさそうな溝が見つかったら、そりゃあ苦しいですよ。
なお、社風が合わないことに気づいたら、迷わず転職を考えるべきだ!ということは
「会社の社風が合わない?さっさと辞めることも考えていいさ」にもまとめています。
合わせてご覧ください。
辞めたいけど辞められない?正社員塾講師を辞める方法
正社員塾講師を1ヶ月で辞めようとしているあなたには辛い話かもしれませんが、
まだ夏期講習も始まっていないんですよね?
夏期講習・冬期講習は
・朝から夜遅くまで出ずっぱり
・受験期に入って特別講座が入る
ため、これからどんどんあなたの時間がなくなっていきますよ。
かといって、年度途中の退職もはばかられる…
年度末の退職が暗黙のルールになってる部分はあるよね
だからこそ、
塾講師を辞めたいなあ…
と思った瞬間からの準備が大切になってきます。
辞める前に必ず就業規則を確認しよう
あなたが
もう塾の仕事辞めたい…
と1度でも思ったら、まずは就業規則を確認しましょう!
塾講師は2月・3月が最も会社を辞めやすいタイミングではあるのですが、就業規則では
「退職の1~3ヶ月前には退職の意向を伝えておくこと」
と決められていることが多いです。
そのため、冬期講習終了後(1月頭)~2月半ばあたりが退職を伝えるにはよいタイミングだと思います。
私の場合、
退職の意向を伝えるならこの日!
というスケジュールを決め、そこから逆算して転職活動の計画を立てました。
「転職決まらない…」という場合に備えてお金の計算も忘れずに!
塾講師を辞めて転職するぞ!
とあなたが決心し、実際に転職活動を行ったとしましょう。
しかし、あなたが想像するより転職先を探すのは難しいのも現実。
次の仕事を決められないまま退職してしまう可能性もあります。
私は初めての転職活動で、それを経験しました
それゆえ、退職後の生活費を準備しておくことも必要です。
転職先が決まるまでの期間や、退職金が出るまでの生活費を計算して、必要な金額を貯めておくようにしましょう。
さらに、退職後の保険や手続きなども確認しておくと安心です。
ただし、在職期間が1年未満では退職金が出なかったり、失業給付金が出なかったりするので要注意!
特にあなたが新卒1年未満で転職を考えるのであれば、
「新卒1年目で転職は怖い?決して甘えではないぞ!」も合わせてご覧いただき、リスクも知っていただけると幸いです。
正社員塾講師を辞めてしまう前から、転職活動は絶対始めるべき!
辞める前には転職活動を必ず始めておくべきですが、転職活動には多くの注意点があります。
ここでは、正社員塾講師が転職活動を成功させるためのアドバイスを3つ紹介します。
①転職サイトやエージェントを上手く活用しよう
転職活動は長期戦となることが多いため、継続的な努力が必要です。
そのためには転職サイトやエージェントを複数利用しましょう!
複数併用することで求人の取り逃しを防げる可能性が高くなりますし、あなたの年齢や希望する業界に特化したものもあります。
また、転職サイトではあなたから自己PRでアピールし、企業に申し込むことも可能ですし、
エージェント経由で応募すれば面接のフィードバックをもらうこともできます。
おすすめの転職エージェントについては、
「新卒1年目を受け入れる転職エージェントはどこ?実体験をもとに紹介」もご覧ください。
自己分析とキャリアプランニングをしてみよう
転職活動をするにあたって、まずあなた自身を客観的に分析し、
・自分の強み、弱み
・やりたいこと、やりたくないこと
・仕事上の適性
を明確にすることが大切です。
自己分析をすることで、あなた自身の価値観や目標を再確認し、今後のキャリアプランニングの方向性を見出すことができます。
自己分析のやり方としては
・転職サイトのツールを使う
・信用できる人、キャリアについて知識がある人に相談する
という手段があります。
特に他の人に相談する場合は、お金を払ってでもキャリアについて専門性の高い人に相談すると、第三者からの視点も参考にしつつ自分で考え直すきっかけになります!
私が実際に利用したキャリア相談サービスについては、
「きづく。転職相談のよい評判は本当?実際にコーチングを受けてみた」に私の口コミを書いています。
履歴書や職務経歴書の書き方のポイント
転職活動では、履歴書や職務経歴書が重要な役割を担います。
特に、正社員塾講師の場合、教育や指導に関する業務経験が重視されます。
そのため、具体的な業務内容や実績を詳細に記載することが大切です。
以下、私が実際に職務経歴書に記載した内容を一部紹介します。
授業後の生徒からの質問対応や補習など、アフターフォローも大切にしていました。
①常にマンツーマンでフォローができれば理想でしたが、中学生クラスだけでなく小学生クラスの担当も行い、各クラスの生徒数も増えてきたため、現実的に難しくなっていました。
また、当初は生徒1人につきっきりになってしまい、他に質問がある生徒が質問できないまま帰ってしまうということが多々ありました。
②それを改善するために、
『同じ問題について質問が出た場合、複数人同時に質問対応を行う』こと、
『異なる問題を複数人が持ってきた場合、片方に問題を解かせ、片方に解説を行う』こと
の2点を意識して実践しました。
③これらを実施した結果、
生徒からの支持率が入社当初の5割ほどから、半年後には6割ほどまで上昇
生徒からの声としても『分かるまで教えてくれる』『質問したときに丁寧に対応してくれる』などの評価をいただく
という結果につながりました。
上記のように
①抱えていた課題・自分がやってしまった失敗談
②課題解決のために何を取り組んだか
③自分の取り組みを通して、実際に改善・新しく取り組めたこと
の順番で型に合わせて書くことで、私は書類選考の通過率が上がりました。
ちまたでは
塾講師はつぶしがきかない!
などと言われることもありますが、書類で
他の業種でも経験を活かしてくれそうだ!
と思ってもらえるようにするのは可能です。
関連記事:塾講師はつぶしがきかない?他で活かせるスキルは必ずある!
1ヶ月で辞めようとして下手に早まるな!
改めて、塾講師は1ヶ月で辞めたくなる気持ちも分かります。
しかし、転職活動の準備を始めるのはいいとしても、すぐに辞めるのはおすすめできません。
夏期講習以降は確かに忙しくなり、休日も減る可能性が高いのはよく分かっています。
とはいえ、新卒で入社して1ヶ月で何を成し遂げたかをはっきりさせるのはなかなか難しいのではないでしょうか?
また、転職する際に失敗しないためには、実績づくりだけでなく
・自己分析とキャリアプランニング
・履歴書や職務経歴書の書き方
なども押さえておく必要があります。
だからこそ
塾講師は2・3月にしか辞められない!どうしよう…
という状況を逆に利用して、転職活動の準備をコツコツ進めていくことが大事なわけです。
履歴書や職務経歴書に書く内容は実務経験がメインなので、目の前の仕事もやっていかないとどうしてもアピール不足になるわけで…
なお、体調を崩してしまいそうであればすぐに辞めることも考えましょう…
本当に身体を壊してしまう一歩手前な場合はさすがに例外
あなたにとって塾講師よりも合った転職先を探すにあたって、この記事が少しでも助けになると嬉しいです。
もちろん健康第一で!
ご覧いただきありがとうございます。taraionです。この記事では、新卒1年目でもう今の会社辞めたい…特に転職は考えてないけど、転職サイトに登録しておくべきかな?といった疑問を解決していきたいと思います。[…]