上司に「察しろ」と言われたら?さっさと離れる準備をしよう!

ご覧いただきありがとうございます。taraionです。

今回は、

上司の気持ちなんていちいち察していられないよ!

自分はエスパーじゃないんだから…

といった悩みを解決していきたいと思います。

あなたも一度は職場で上司から

言われなくても考えて動け!

相手の考えを察してあげなさい!

と言われた経験があるかもしれません。

その瞬間、あなたはどのような気持ちになったでしょうか。

不快感や怒り、恥ずかしさ、戸惑いなど、多くの感情があふれることでしょう。

しかし、そういう人たちへの対処法としては、

・攻撃的にならず、冷静に対処しましょう

・上司に質問して情報を得ましょう

・上司とのコミュニケーションを改善しましょう

などといった、ありきたりなものばかり…

正直、

なぜこちらが我慢する前提なんだ?

と、首をかしげたくなります。

しかし、その場で感情的に反応してしまうと、今後の職場での人間関係やキャリアに悪影響を与える可能性があります。

そう、その場で感情的になってはいけない。

むしろ、

察してちゃんはお断り!

と言わんばかりに、その職場から離れる準備を始めるべきです!

今回はその理由について書いていきます。

この記事を読むメリット

・「察しろ」と言う相手は信用できないのでは?と考えられる

・察してちゃんには見切りをつけていい!という気持ちを持てる

・相手に察することを求めるべきではないので、こっちは我慢しなくてもいい

「察しろ」と言う前にやるべきことがあるぞ、上司よ!

上司から具体的な指示がないときは、

自分で考え、行動を起こしましょう!

上司の期待に応えるために、自分でアイデアを出しましょう!

などと言われますが、最初からそのレベルを期待するのは間違っています。

なぜならそこにたどり着くまでは、一定の段階を踏む必要があるからです。

上司と部下はきちんと話をする必要があるんじゃない?

上司が部下より忙しい・多くの仕事を抱えていることは言うまでもありませんが、だからといって

言わなくてもわかるものだろ!

と考えるのはお門違いです。

上司はせめて

今の仕事で、優先的に仕上げてほしいものは何か?

なぜ、Aという仕事を今やる必要があるのか?

など、具体的な指示や期待を部下に説明すべきです。

特に新人や、新しくその職場に赴任したばかりの人であれば、分からないことのほうが多いはずです。

だからこそ、上司とのコミュニケーションを密にし、具体的な指示や期待をお互いに確認することが大切なのです。

これについては部下もきちんと話をする必要がある

しかし、上司との関係が悪化し、怒られるばかりである場合は、転職を考えてもよいでしょう。

怒られるうちが華なんだからな!

などと相手が正当化してくるのであれば、上司との関係を改善するか、新しい環境での仕事を模索することも一つの手段です。

関連記事:怒られているうちが華は大嘘!幻想から目を覚ませ!

上司との円滑なコミュニケーションが築けない状況では、良好な仕事環境を構築することが難しいかもしれません。

ちゃんと話をしてくれる上司と察してちゃん系上司

ここからは私の実体験談となります。

塾講師として勤めていたときに、私がお世話になった上司は

・きちんと指示を出してくれる上司

・察してちゃん系上司

の2パターンにきれいに分かれたな、という印象です。

もちろん、前者のほうを信用していました

「察しろ」とは決して言わず、きちんと話をしてくれる上司

私からすれば、新卒で入社して初めての直属の上司がこのタイプでよかったと感じています。

初めてのことについては、

まずはこの通りにやってね

と私に説明した上で

○○日までによろしく!

と具体的に期限を必ず決めてくれる方でした。

それをしてくれたおかげで、私も少しずつ裁量を広げていきながら仕事を進めていくことができました。

仕事の裁量が広がり、業務に慣れてから初めて

次から○○の仕事もやりましょうか?

この業務はもっとこうしたほうがいいと思います

などと、自分から考えて動く余裕が生まれたものです。

察してちゃんのくせに、お前は察してくれないのかよ!!

こちらは同じ地区ではあるものの、少し離れたエリアのエリア長も兼任されていた方でした。

しかし、こちらの方は

言われなくても考えて動け!

という考えの方だったようで、例えば

上司の心の納期は早いものだぞ!

などと平気で言い放つ方でした。

この言葉を初めて聞いたときに、

遠回しに「察して動け!」と言っているものでは…?

自分のやるべきこととの折り合いもあるから、いつも「なるはや」は無理!

などと私は違和感を持ちました。

また、特に急ぎでもないにもかかわらずこの方と1対1で面談する機会があったのですが、この日の私は体調がどうもすぐれず、

すみません、体調がすぐれないので手短に終わらせていただけませんか?

と伝えると、

なんだその態度は!

していただいているという気持ちはないのか!

と言い出す始末…

このとき私はわかりました。

察することを求める人は、相手の立場を察する気がない!

察してちゃんと一緒にいたら損ばかりする!

と。

もちろん、私にも言い方が悪かったなどの非はあるかもしれませんが…

一方的に察することを求めるのは、仕事を放棄してるのと一緒では?

ここまで、「察することを求めない上司」と「察することを求める上司」の双方と接した経験があることをお話ししてきましたが、これらのパターンに接する中で気づいたことがあります。

相手に察してほしいと常に求めることは、仕事を投げ出しているのと同じではないでしょうか?

そりゃ2手・3手先を読んで仕事ができるのなら苦労しませんよ。

しかしながら、現実的には部下も分からないことが多い中、目の前の仕事に全力を注ぎ、スキルの向上に努めていることも事実です。

でも、部下も相手を困らせないような質問の仕方は考えないとね

関連記事:仕事の質問で、質問下手だと思われたくない私が心がけていること

部下の立場からしたら、まずは与えられた課題・やるべきことを確実にクリアしていくことで

・「今、自分が抱えている課題は何か?」を整理する

・「上司が求めているものと関係がある課題は何か?」を整理する

・「目標達成のために、自分に何ができるのか?」を考える

ということができるようになります。

そこで初めて、

過去に○○な状況があったから、次はこの仕事をやる必要がありそうだ

もっとこうしたほうがいいと思うから、自分の意見を伝えてみよう

と考えて行動することができるのではないでしょうか?

少なくとも私はそうでした

一方で、

すべて察して動け!

というスタンスだと、日々の仕事を片付けるのに精一杯になって、かえって自分で考えて行動する余裕がなくなる気がします…

察してちゃん系上司が直属の上司でなくてよかった

これらを踏まえ、仕事環境やコミュニケーションの在り方について考えることは、あなたの将来のキャリアにおいて重要な一歩となるでしょう。

察してちゃんを見つけた時点で見切りをつけるべき!?

改めて、上司から「察しろ」と言われたり、そのような態度をとられたりすることは、社内でよくあるストレスフルな状況の一つです。

上司の言葉遣いや態度から、何か伝えたいことがあることを察することが求められてばかりだと、対応に迷ってしまうこともあります。

正直、意図があるのなら最初からはっきりと伝えるべきですし、何も言ってないのにも関わらず後出しじゃんけんで

何勝手なことをしているんだ!

と注文をつけてくるのはおかしいです。

そりゃあ、いつもと様子が違ったり、仕事が回っていなさそうな同僚には自分から声をかけて、手伝いや情報交換をします。

逆に頼まれなくても、自分を助けてくれた人もいる

ただ、

何も言われなくても手伝ってくれるのを当たり前だと考えるのは違うよね?

という話です。

正直、あなたが今勤めている職場に察してちゃんがいるのであれば、遅かれ早かれその職場から離れることになるでしょう。

自分も、察してちゃんが直属の上司より上の立場ってことに絶望したよ

あなたが理想と現実のバランスを考えつつ、上司との相互理解を深めようと努めても状況が変わらなければ、とっとと別の職場に移ることを考えたほうがいいです。

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