ご覧いただきありがとうございます。taraionです。
今回は
転職の面接で、学生時代の話をするのはありか?
第二新卒だけど、今の会社で実績がないから何を話そうか…
といった悩みを解決していきたいと思います。
第二新卒で転職するとなると、
就業期間が短くて、アピールポイントがない…
と考えることもあるのではないでしょうか?
社会人としての実績のなさをカバーするために、
学生時代にサークルのリーダーをやってました!
学生時代に最も打ち込んだことは、ボランティア活動です!
などと、学生時代の話(ガクチカ)を転職活動に使うのはありか?という話を聞いたことがあります。
私の素直な感想は、
おいおいまじかよ…
です。
そこで今回は、学生時代の話に頼るべきではない理由と、実際に第二新卒で転職できた自己PRの一例を紹介したいと思います。
この記事を読むメリット
・転職活動で学生時代の話をすべきでない理由がわかる
・短い就業期間でも、ネタ探しはできるとわかる
・実際の転職活動での、自己PRの一例を知ることができる
第二新卒で自己PRが学生時代の話はやめとけ
新卒の就活であれば、就業経験がないので学生時代に頑張ったことをアピールするしかありません。
それでしか差別化できないし
しかし一度社会人になると、転職の面接でも学生時代の話をするのはおすすめできません。
具体的には
・雇用主は現在の実績を重視する傾向がある
・学生時代の経験は適用範囲が限られる
・職務経験が不足しているという認識を与える
といった理由からです。
具体的には、
今までの業務で何をしてきたか?
これまでの職務経験はウチでどう活かせるか?
という点が知りたいわけです。
相手は、社会人としての経験や実績を通じて、あなたがどのような能力やスキルを持っているのかを知りたいと思っています。
相手は社会人としてどのようなことをしてきたか?という話を聞きたいのに、こちらは学生時代の話をするのは、話がかみ合っていないと思いませんか?
転職の面接では、そもそも学生時代の話を聞かれない
転職の面接で聞かれることと言えば、
・これまでどのような仕事をしてきたか(自己PR含む)
・転職理由、退職理由
・なぜこの会社、業界を志望するのか?
がメインです。
学生時代の話なんて入ってくることはほとんどありません。
もちろん、新卒3年以内で短期離職することになる第二新卒なので、新卒の就活ではどういう考えで就活をしていたか?くらいは聞かれるかもしれません。
私も、就活ではどんな会社を受けたか?を聞かれたことはあります
しかし、そのような質問でもせいぜい数分程度で終わります。
そのような中で学生時代の話をメインにしたところで、
前の会社では何もしてなかったのか?
いつまで学生時代の栄光を引きずっているんだ?
と思われて、お祈りコースです。
学生時代の話をメインにすると、あなたが現在の仕事についての経験や実績がないと思われる可能性があります。
相手に自信と信頼を与えるためにも、職務経験や実績を積むことが大切です。
たとえつまらないと感じても、実績づくりのために割り切ることも大事だということは
「今の仕事がつまらない?割り切ることが新たな一歩につながる」という記事にもまとめています。
合わせてご覧ください。
短い就業期間でも、自己PRできるポイントは必ずある!
とはいえ、新卒1年未満で会社を辞めることになったとしても、その間に様々な仕事をやっていることは間違いありません。
なんでもよいので、まずは書き出してみましょう。
例えば、私の塾講師時代の経験を例にとると
・生徒に対してのアフターフォローを欠かさなかった結果、担当クラスからの支持率が上がった
・ほめて伸ばす方針にしたら、生徒からの口コミメインで生徒数が増加した
など、就業経験さえあれば意外とできることは増えているものです。
そこから
・最初はうまくいかなかったけれど、工夫して改善できた点
・特に力を入れて取り組んだポイント
・努力して上達したスキル
などを掘り下げていきましょう。
正直、
これって本当にアピールポイントになるのかな?
と不安になるかもしれませんが、企業は第二新卒でそこまで突き抜けたスキルを持っていることを期待していません。
むしろ、
未経験でも何とかしてくれそうだ
これまでの社会人経験を活かしてくれるイメージがわいたぞ!
という人を採用するでしょう。
重要なのは、あなた自身がスキルアップのために努力していたり、学んでいたりすることです。
そのような姿勢を示せば、アピールポイントとなる可能性が高いです。
あなただけのアピールポイントを探すためには、自己分析を行うことも大切になってきます。
関連記事:自己分析はいらない?やりたいことより○○を探すべきだ!
具体的なやり方としては
・自分の長所や短所は?
・今の仕事で長所を活かせたエピソードはないか?
などです。
あなただけの自己PRができれば
第二新卒を雇うのは不安すぎる…
という懸念を解消してあげることができるはずです。
第二新卒でも転職できた、自己PRの例文を紹介します
じゃあ、お前はどんなことをアピールしていたんだよ!
とあなたは思ったかもしれません。
そこで、私が実際に面接に進むことができたときのものを例文として紹介します。
①私はこれまでの教室運営の中で、生徒数が前年より大幅に減少した際の原因を分析し、生徒1人1人の習熟度やニーズを考え授業のクオリティの向上やアフターサポート、保護者への対応の充実化を図った結果、生徒数の増加に貢献した経験がございます。
②私は現職で、生徒や保護者などに対して自ら考えて丁寧な対応を行い、感謝の言葉をいただいた経験などから、クライアントと真摯に向き合うことができるのではないかと自負しています。これらの経験から、貴社で求められているユーザー目線の重視という点においても貢献いたします。
③そして、私が生まれ育った××という地域に、Webマーケティングによって企業の集客力を高めるという形で貢献したいと思い、志望致しました。
①はじめに、自分は現職(前職)でこういうことをやってきました!という内容を伝えます。
自己紹介も兼ねて、これまでの経歴を1~2文でまとめるとよいでしょう。
②次に、これまで身につけたスキル・経験や仕事に臨む姿勢が、会社が求めるスキル・人物像に合致していることをアピールします。
特に未経験で転職する場合、「自分のこれまでの経験や仕事への姿勢は、あなたの求める人物像に一致していますよ!」とここで強く訴えましょう!
この求人の場合、「ユーザー目線が大事」と読み取ったぞ!
③そして最後に、「なぜこの会社を選んだのか?」「入社してからどのように仕事をやっていきたいか?」といった志望動機を書きます。
この求人の場合は、地域を絞って特別感を出そうと意識しました
他の自己PRの例については、
「未経験でもOK!異なる業種へ転職するためのリアルな話」という記事をご覧ください。
学生時代の過去の話ではなく、今のあなたを自己PRしよう!
改めて、
就業経験が少ないから、転職できない…
第二新卒だと学生時代の話をするしかないのか…
と諦めてしまうには早すぎます。
学生時代の話ばかりしていたら転職できなくなる可能性が高まりますし、むしろこれまでやってきた仕事を通して、意外と多くのことを経験しているかもしれません。
ただし、一人だとこれまでの経験を面接でどう伝えるか悩んでしまいます。
何度そういう思いをしたことか…
そのときは思い切って、有料キャリア相談サービスに投資するのも手です。
私はその相談相手として、きづく。転職相談の無料相談を受けることをおすすめします。
「きづく。転職相談」は他の有料キャリア相談サービスと比べて料金が安いだけでなく、無料相談を受けるだけでも、以下のような具体的なアドバイスを提供してくれます。
「これからあなたはどうすべきか?」
「もし『きづく。転職相談』のサービスを受けるなら、どんなことをやっていくつもりか?」
といった内容です。
そして、実際にきづく。転職相談のコーチングに申し込むと、1ヶ月の短期集中コースからキャリアについての相談・キャリアコーチングの受講ができます。
もちろん、自己分析や面接対策も行うことができます!。
他の第二新卒と差別化できる自己PRを作ってあなたが転職活動を成功させるためにも、一度無料相談を受けてみてはいかがでしょうか?
実際に利用してみての口コミは「きづく。転職相談のよい評判は本当?実際にコーチングを受けてみた」という記事にあります。
もし無料相談だけでも受けようと思ったら、申し込み手順も載せているので是非読んでいただけますと幸いです。
ご覧いただきありがとうございます。taraionです。最近でこそ「とりあえず3年」という言葉は死語になりつつありますが、この記事を読んでいるあなたの職場では、未だに言われ続けているのかもしれません。私も、新卒で入社した塾で[…]