未経験でもOK!異なる業種へ転職するためのリアルな話

ご覧いただきありがとうございます。taraionです。

この記事にたどり着いたあなたは

異業種転職は怖い

未経験でも成功できるのか不安

といった感情を持っているのではないでしょうか?

私も初めての転職では、このような不安を抱えていました。

確かに、異なる業種へ転職するためには

・業界や仕事の違い

・未経験の場合、スキルや知識の不足

といった点がハードルになってきます。

私も塾講師から転職するにあたり

ファーストキャリアが塾講師なだけで、なぜ転職できなくなるんだ!

と落ち込んだこともあります。

しかし、そんな厳しい状況の中でも、

塾講師が未経験でWebマーケティング職に転職できた話

をもとに、

ここは異なる業界に転職するために気をつけたほうがいいのでは?

と私が考えたポイントを書いていきます。

この記事のポイント

・異なる業種への転職におけるリアルと、その対策の1つがわかる

・異業種転職を成功させるためには、自分の仕事での経験をどうアピールするかが大切

・未経験でも、異なる環境に飛び込むことはためらわなくていい

「異なる業種へ転職すること」のリアル

はじめに、実務経験があるか・ないかは転職のマーケットでは大きな壁として立ちはだかります。

特に、管理系の職種(人事・経理など)やITエンジニア・Webマーケティング職はその傾向がはっきりとありました。

私がWebマーケティング職への転職を目指した場合も、エージェントから

何かポートフォリオをお持ちでしょうか?

と聞かれました。

当時、私は何もしてなかったことを素直に伝えると、求人の紹介を断られました。

私がWebマーケティング職に転職するにあたり、いろいろやってきたことはこちらの記事にまとめていますので、ご覧いただけますと幸いです。

また、営業職は求人数こそ多いものの、IT商材やソフトウェアを扱う企業の場合は営業の実務経験や、業界への勤務経験を求められるものが多いです。

実際に私も、ソフトウェア関連の営業職の面接の結果を伝えられたときに、

我々は、あなたのことを高く評価しています

しかし、役員が実務経験を重視したので、不採用とさせていただきます

と言われたこともありました。

異なる業種へ転職するには、今までのスキルを活かす方向で

しかし、

未経験だから転職できないのか…

と指をくわえてばかりでは転職できません。

大事なのは、今までの経験を次の職種にどう活かすか?です。

例えば

・Excelでピボットテーブルの使用方法や、マクロの作成方法をマスターしている

・上級の領域のプログラミングを作成した経験がある

など、一般的な経験ではなく、少し深い・マニアックな話をする「レアな経験でインパクトを与える」タイプか、

・応募先で求められるスキルと、今の自分の能力に共通点はないか?

を見つける「今のスキルを寄せる」タイプで勝負するしかないでしょう。

今までの経験値は、上2つのどちらかのパターンに当てはまるはずです。

もし自分の経験に自信がなくて、

今までの経験を活かせる仕事はなんだろう?

と悩んでいるのであれば、一度きづく。転職相談のような、キャリアの専門家に無料相談にいくのも一つの手段だと思います。

一人で抱えこまずに、第三者に自分のことを話してみるだけでも少しはスッキリのではないでしょうか。

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これまでの経験を話すだけで、未経験でも転職に成功しました

ここからは、初めての転職活動で私が内定を勝ち取ったときのアピール例を書いていきます。

私がWebマーケティング職に転職したとき、求人には歓迎スキルとして、

Excel・Powerpointが使えること

という記載がありました。

これらのスキルについて

実務経験はお持ちですか?

と聞かれた際には、以下のように答えていました。

レアな経験があれば、それを面接で活かさないともったいない!

Excelについては、少し校舎管理業務でさわっていたため、レアな経験でインパクトを与える方向性でいきました。

▼実際に面接で伝えた内容はこちら

私が担当していた校舎では、季節講習を受講する体験生にも元々在籍している生徒と同じテストを受けてもらい、その結果で座席配置を行っていました。

しかし、この1年で季節講習を受講する体験生が増加したためクラス分けする必要も出てきたのですが、その仕組み作りが追い付いていませんでした。

その問題を解決するために、追加で季節講習を受講する生徒が次々に現れても、その都度順位とクラス編成を入れ替えられるような簡易的なマクロを私は作成しました。その結果、塾長も私もそれ以外の業務に時間を割けるようになりました。

それゆえ、一日でも早く即戦力になれるよう自らExcelスキルを学ぶだけでなく、チーム全体のExcelスキルの向上にも貢献できます。

実は生徒の座席表を作成するためのマクロが元々あったので、私は見よう見まねでテスト結果管理用を作成しただけなのですが、これを伝えたことで

こいつ、ただの社会人1年目ではない!

とまで思ってくれたかは分からないものの、未経験からWebマーケティング職への転職を勝ち取ることができました。

未経験で異業種に転職したいなら、これまでの経験を押し広げていく

また、Powerpointスキルについては、

塾に勤務していたときにPowerpointの資料を作る機会はなかったが、集団授業で板書を作っていた経験を活かす

という今のスキルを寄せる方向性で面接に臨みました。

このとき、私は

実務でPowerpointを扱ったことはありません。

しかし普段の授業で板書を考えるとき、ぱっと見でも要点が分かるように工夫をしていました。

社内の授業監査においても高い評価を得たり、保護者からも「授業がわかりやすい」との評価もいただいたりしていましたので、「要点が分かりやすい資料を作成する」という観点で現職の経験を活かしていきたいと思います。

とアピールしました。未経験でも似たような経験・スキルがあることを伝えた上で社内外でもそれを高く評価されていたことから、転職先でも再現性があると印象づけることができたのではないかと思います。

なお、スキル面の話と同じように、これまでの経験を志望動機と結びつけて考えることもできます。

そのやり方については、下の記事にくわしくまとめています。

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異業種への転職を考えたきっかけを転職理由に!

私は初めての転職活動で、未経験の業界への転職理由を考えるには

今の仕事と、あなたが今興味がある業種との接点

もっとわかりやすくいうと、

その業界に転職しようと考えたきっかけは何か?

が大切だと実感しました。

異なる環境に行きたくなったきっかけは、あなたにもあるはず

未経験からWebマーケティング職に転職した私ですが、最初からWeb/IT業界に興味を持っていたわけではありません。

むしろ新卒就活では、IT業界への関心は高くありませんでしたw

しかし入社して3ヶ月ほど経ち、定期的に塾生の様子をメールで伝える役割を担うようになっていたのですが、その文章を見た先輩から

メールわかりやすいね!ホームページ更新やってみない?

と言われて担当校舎のホームページ更新をやるようになりました。

思い返せば、それがWeb広告に興味を持ったきっかけでした。

ホームページを更新する中で、

生徒の頑張りをどうアピールしようか?

というところを考えて発信するようにしました。

そうする中で、季節講習や体験授業を受けた生徒のアンケートを見ると、ネット経由で塾を知ったとの回答が多かったのです…

私が学生のころはチラシや親どうしの口コミがメインだったのにと思いつつも、

ネット広告やホームページの影響力って大きいなあ!

ん?これは転職理由に使えるんじゃね?

と思ったので、

・ホームページ更新を担当していた

・ネット経由で入塾する生徒が多く、ネット広告やWebマーケティングに興味を持った

の2点を、未経験でWeb業界への転職を考えるきっかけにしよう!と考えたわけです。

あなたも、このように今の仕事と興味・関心のあることに何かしらの接点があるはずです。

とはいえ、実際に仕事を進めてみないと、私のように新しいことに気づけない可能性もあります。

まずは目の前の仕事を頑張ってみることが、実は転職の近道なんじゃないか?と思ったことも下記記事にまとめています。

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今との接点を見出して、異なる業種に転職しました

さて、ここまで読んでいただいたあなたは、

お前、実際にはどうやって転職理由を伝えたの?

と感じたかもしれません。

というわけで、実際に面接で伝えて、内定まで勝ち取った転職理由を公開します!

前職で担当していた校舎は生徒数が増加傾向にあり、入塾や体験授業の申し込みも増加していました。

その中で、①アンケートに目を通すと、ホームページ経由での応募が多いことを知り、web上での集客の仕組み・webマーケティングに興味を持ちました。

また、②前職では保護者や生徒との折衝経験を積むことができ、そこでの対応力や学習に興味を持ってもらうためのスキルを磨く機会はありました。

その経験を活かして、次は対事業主との折衝スキルやwebマーケティングスキルといった自分のビジネススキルを磨きたいと考えています。

私の場合、

なぜ塾講師からの転職でこの業界なのか?

という不安があると予想されたので、はじめに①のように、Web業界(広告運用やマーケティング)に興味を持ったきっかけを語りました。

その上で、②のように、塾講師の経験をBtoBでの折衝であったり、Webマーケティングの面で活かしていきたいという方向性で転職理由を話していました。

とはいえ転職理由についても、最初から上手に伝えるのはなかなか難しいものです。

その点を解消するためには、有料キャリア相談サービスを利用するとよいです。

転職エージェントよりも、自己分析から転職理由を考えることを助けていただけるので、よりリアルな言葉で転職理由を落とし込めるからです。

ただの丸暗記よりよっぽど頭に入りやすいぞ!

そんなキャリア相談サービスのうち、私はきづく。転職相談を利用して、1ヶ月間「納得できる転職をするには?」について色々とサポートしていただきました。

異業種への転職は確かに怖いけど、あなたにはできる!

どうしてもやりたいことが見つかったのに、異なる業界へ転職が決まらず

ずっと今の仕事を続けるしかないのか…

自分は実務経験がないだけで転職できないなんて…

と落ち込む気持ちは分かります。

しかし、今の仕事の経験は決してムダにはなりません。

異なる業界に転職するにあたって、

・なぜ異なる会社や業種を目指そうと思ったのか?

・今までの経験を、異なる環境ではどのように応用していけるか?

のようなポイントは、実際に働いていないと分からないものだからです。

間違っても学生時代の話に頼ったらダメだぞ!

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だからこそ、真剣に転職を考えるときには、

なぜその業種を目指したいと考えたんだっけ?

今までの仕事で、できるようになったことは何だろう?

という点を掘り下げていくことが大事です。

ただし、一人でこうしたことを考えるのが厳しければ、キャリアの専門家と一緒に見つけていくのも一つの手段でしょう。

自分もかなり悩んだ…

数あるキャリア相談サービスの中でも、きづく。転職相談の無料相談を受けるだけでも転職の方向性を考えることができます。

また、無料相談後は下の画像のように、「もしあなたがキャリアコーチングを受けるなら、どのようなサポートがあるか?」を具体的に示してくれます。

>>きづく。転職相談の無料相談を予約する!

この記事が、

異業種転職はハードルが高そう…

未経験でも異なる業種に転職できるのかなあ?

と悩んでいるあなたが、

失敗を恐れず、異なる環境にチャレンジだ!

と少しでも前向きになれるきっかけになれば嬉しいです。