ルールを守らない勇気を持ってしまった男の末路とは

ご覧いただきありがとうございます。taraionです。

今回は、

社内のくだらないルールに縛られている気がする…

同調圧力が怖い…

といった悩みを解決していきたいと思います。

仕事環境において、

このルール、理不尽だなあ…

会社からの束縛がひどくない?

と感じることもあるでしょう。

そんな中でも、守るべきルールとそうでないルールを見極めることが重要になってきます。

私は一度会社のルールを破り、その会社を辞めた経験があるのですが、その経験から言えるのは
就業規則のような明文化されたルールは守るべきだが、暗黙のルールは状況に応じて無視してもよい!

なぜなら明文化された規則を守ることで、暗黙の了解を破っても有利に立ち回れるからだ!

ということです。

会社のルールを守らない人が、必ずしも悲惨な末路をたどるわけではありません。

見極めができていれば、あなたにとって望ましい転職先を見つけるなど、良い未来を築く道を切り拓くことだって可能になるのです。

私は社内で、必ず守るべきルールとそうでないルールの2パターンが存在していると考えています。

会社の規則はすべてガン無視して

ルールを守らない俺カッケー!

と、自分に酔うような真似をしろと私は言っているわけではありません。

というわけで、

本当にあのルールに従い続けるべきだろうか?

の判断基準について紹介します。

明文化された就業規則は守ったほうがいい

さすがに、就業規則によって明文化されたルールは守ったほうがよいでしょう。

なぜなら明文化されたルールを守ることで、個人や組織はさまざまな利点を得られるからです。

まず、規則がはっきりしていることによって行動の枠組みが明確化されるため、混乱や摩擦を最小限に抑えることができます。

また、ルールを守ることで公平性や正義を守ることにつながり、信頼関係の構築にも役立ちます。

「郷に入っては郷に従え」という言葉もありますが、本当にその通りだと思います。

私の場合、「副業禁止」などいくつか納得できないルールを発見して

なぜだ!時代遅れではないか?

と憤ったこともありますが、なんだかんだで就業規則を守っていてよかったと思っています。

なぜなら、後々「守らなくてもよいルール」に直面したときに役立ったのですから。

暗黙のルールに従うことのリスク

暗黙のルールとは、明文化されていないにも関わらず、社内で広く受け入れられている行動規範や期待のことを指します。

これらのルールははっきり書かれていないため、

えっ、そんなルールがあったの!?

と言われて初めて気づくことも少なくないでしょう。

なんとなく、あっ..(察し)となることもあるでしょうが

私は暗黙のルールについて、いざというときは守らなくてもいいと考えています。

それには3つの理由があります。

誤解や混乱を招く可能性があるから

公平性や平等性を損なうことがあるから

革新や変化を阻害するおそれがあるから

①②については、そのルールを知っているかいないかによって社員同士の認識が食い違う可能性が出てきます。

また、暗黙のルールは社会や組織の中で特定のグループや権力者の利益を守ることがあるため、不平等が生じるわけですね。

私も暗黙のルールを知らなかったがゆえに、

え、そうなの?

知らずに行動していた自分が馬鹿みたいじゃないか!

となってしまう場面はありました。

③は、それまで当たり前だと考えられていたことがすでに古いものになっているということです。

例えば、今は社内システムでInternet Explorerを使っている会社はほとんどないでしょう!

Internet Explorerは2022年5月にサポートを終了していますからね

Internet Explorerは昔はよく使われていたものの、情報のアップデートについていけないと時代遅れになってしまう、という話です。

それと同様に、明文化されていないルールは昔の価値観で固まってしまうがゆえに、時代遅れと感じてしまうこともあるのではないでしょうか?

そのため、暗黙のルールに従うことは、個人や組織にとって大きな問題を引き起こす可能性があります。

そして、暗黙のルールが多いと、会社に対して不信感を抱いてしまうことになるでしょう…

私は不信感が大きくなっていきましたね…

関連記事:一度会社へ不信感を持つと、辞めるまで信用できないだろうという話

私は仕事をするにあたって

就業規則→納得できなくても従うべきルール

暗黙のルール→いざというときは無視しても構わない!

という考えでやってきましたが、最初の会社を辞める決断をした際に

このスタンスを守れるだろうか?

という問題に直面しました。

そんな私の、退職までの過程を見ていきましょう!

やはりというべきか、引き留めがしつこい

私は新卒で入社した会社を辞めるときに、 暗黙のルールを破ってしまったようです。

そのルールとは、

退職を申し出るときはできれば8月、遅くとも1月にあるリーダーとの面談で申し出ること

というものでした。

私は辞める1ヶ月前に退職の意向を申し出たのですが、最初に理由を聞かれた後

なぜ今このタイミングで言ってきた?

と言われました。

私はそのとき

就業規則に書かれていたからですけど…

と困惑したものでした。

その後リーダーまで話が行った後、私は引き留めにあいました。

そのときには、

他の人はもう夏の時点で退職の話はついている

すでに組織図は決まっていて、周りから恨みを買うぞ!?

などと言われました。

そのリーダーには授業の研修などでお世話になっており、私も少し心が揺らぎましたが

いや、暗黙のルールがあったのかよ…

こっちは就業規則を確認したのにな

という思いが勝り、退職の意思を通しました。

そして私は無事に辞めることができましたとさ。

明文化されたルールさえ守っておけば…!

今回のケースで私が暗黙のルールに負けなかった理由としては、

就業規則を守っていた

ということが一番の要因だと思います。

私は会社を辞めることを意識し始めてすぐに、就業規則を確かめました。

そこには

退職の意向を伝える際は、遅くとも1ヶ月前に伝えなければならない

という旨が書いてあったのです。

私はこれを見て

辞めるのを伝えなければならない時期はここか…

逆算して転職活動を始めないと

と、転職活動のスケジュールを立てることにも就業規則を利用しました。

よく

次の仕事を決めてから会社を辞めるべき!

と言われますが、私はそれを目指すべく計画を立てたわけですね。

そのため、リーダーからの引き留めにあっても

就業規則を守っているのに、とやかく言われる筋合いはない!

という思いだけでなく、

転職活動中だから、いつでも辞めようと思えば辞められるし!

ということも後押しになりました。

仮に明文化されたルールを守っていなかったら、私は上司に押し切られて、もっと苦しい思いをしていたかもしれません。

この経験上、まずは就業規則に従って会社と戦うほうがよいと考える理由は

退職を考えるとき、就業規則は無視できなかったという記事にも書いています。

合わせてご覧ください。

会社によっては、

ここまで社員を縛り付ける筋合いはないだろ!

と思えるような理不尽なルールがあるかもしれません。

私もそのような会社で働いていたことがあるので、気持ちは分かります。

とはいえ、ルールの中でも守るべきルールと必ずしもそうでないルールが存在するので、それを見分けられれば少しは気が楽になるのではないでしょうか?

ルールを守るべきかどうかの判断基準については、

明文化されているか・そうでないか

を基準にするとよいでしょう。

なぜなら、暗黙のルールに負けないためには、就業規則を守ることが重要になるためです。

明文化されたルールを守っていれば、暗黙のルールを破ったとしても

ちゃんと就業規則は守っているんだが?

と、後ろめたさを感じる必要はありません。

私のように、いざというときは強気に出て要求を通してもらうことも可能になります。

ちなみに暗黙のルールを破り、会社を辞めた後の私ですが、

無事に自分に合った職場を見つけることができ、興味のあったWebマーケティングに関わる仕事をしています。

私は未経験からWebマーケティング職に転職したのですが、そのときの話は

Webマーケティングへ未経験転職?第二新卒で転職した私が見た現実」という記事にまとめています。

ぜひご覧ください。

この記事を読んでいるあなたも、納得がいかないルールに苦しめられているのであれば

就業規則を確認し、どこまで従うべきか把握する

明文化されたルールは守りつつ、転職活動を始めてみる

という具合に、よりあなたに合った環境を探す準備を始めてみてはいかがでしょうか?

その第一歩が自己分析?難しく考えなくてよい

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