ご覧いただきありがとうございます。taraionです。
今回は
塾講師のバイトやってるけど、このまま正社員登用はありかな?
塾講師アルバイトと正社員の差はなんだろう?
といった疑問を解決していきたいと思います。
私も大学時代に塾講師でアルバイトをしていたこともあり、そのまま正社員になる形で新卒の就職活動を終えました。
そのときは
バイトのときお世話になった先生は優しい方が多かったなあ
バイトでの知識を実務に活かせるのはいいやん?
と思っていたのですが…
俺はとんでもねぇ間違いをしていたぜ…
というわけで今回は、軽い気持ちで塾講師アルバイトから正社員を目指すべきではない理由を書いていきます。
この記事を読むメリット
・塾講師アルバイトと正社員の責任の差が具体的にわかる
・軽い気持ちでバイトから正社員塾講師を目指すと後悔するかもしれないとわかる
・バイトでその会社の雰囲気を知った気になってはいけないと知ることができる
アルバイトと正社員の間にある、責任の重さの差
基本的に、アルバイトは授業さえできればいいです。
個別指導であれ集団指導であれ、授業の予習だけはきちんとやっておこう!くらいの気持ちで大丈夫です。
逆に授業準備はきちんとやっとかないとクレーム来るぞ…
もし生徒や保護者との面談までバイトがやらなければならない場合は、きちんと研修があればいいですが、なければさっさとやめたほうがいいです。
そこまでバイトに責任を負わせるべきじゃないだろ、とは思う
俺がそういう塾でバイトしてないだけかもしれないけど
逆に、正社員の仕事は多岐にわたります。
授業だけでなく、
・営業活動:生徒に季節講習の案内(「友達呼んできて!」みたいな感じ)、イベントのビラ配りなど
・保護者面談:場合によっては生徒との三者面談になることも
・校舎設営:掲示物の作成、貼り替えなど
・アルバイトの管理:シフトの連絡など
という業務が待っています。
正直、業務時間内で終わる量ではありません。終わればラッキーです。
授業の準備のみに専念はできません。
また、授業予習と業務の線引きが難しいのかどうかはわかりませんが、校舎設営や面談はサービス残業で片付けられることもありました。
時間外の保護者面談がサービス残業で済まされるのは解せなかった
塾講師のアルバイトをしていたら、正社員登用されやすいかも?
とはいえ、アルバイトをしていたら
うちの会社で働かないか?
と声がかかるかもしれません。
個人的に、このような声がかかったら、就活では少し有利なのでは?と思います。
ただ無差別に人がほしいだけの可能性も否定できないが…
その会社でやってきたことを語れる
特にバイト先から正社員就職の声がかかったとき、ガクチカではアルバイトのことを話せば心象はよくなると思います。
採用担当者や会社役員も
なるほど、そういうことをやってきたんだな!
と、イメージがわきやすいのではないでしょうか。
バイト経験に基づく具体的なエピソードを聞けば、興味関心をひきやすくなると思います。
かくいう私も、
アルバイトで生徒の成績を上げるために、○○という工夫をしていました
と、「御社でこれだけ頑張りました!」という感をアピールして面接を突破しました。
ただし、正社員にならないと見えないこともある
とはいえ、バイトしているからといって
会社の雰囲気、ある程度掴めたかな?
と考えるのは危険です。
「アルバイトの自分に優しくしてくれたから…」
「社員同士、仲よさそうだなあ…」
という、表面的な部分だけ見て入社を考えるのは危険です。
学生がいるからいい顔をしているだけであって、実態はどうなのかは疑問が残るところです。
私も実際に入社してから、
・変なしきたりや暗黙のルールがある
・とりあえず3年働け!副業など認めん!
といった、古い考えが残っていることを知ってガッカリしました。
失望して短期離職するのはシャレにならん
意外と学習塾業界には、旧態依然とした雰囲気が残っているのかもしれません。
この話を踏まえて、本当に塾講師に向いているのか?と疑問に感じたら、
「塾講師は誰でもなれる?楽しい?熱意だけでは向いてない」という記事も合わせてご覧いただけますと幸いです。
安易にアルバイトから正社員塾講師を目指すのはやめとけ
改めて個人的な考えを言うと、
軽い気持ちで塾講師のアルバイトから正社員就職を目指すのはおすすめしません。
なぜなら、
・仕事上の責任もアルバイトの範囲内(せいぜい授業をきちんとやることぐらい)に過ぎない
・正社員として働かないと、分からない社風もある
からです。
アルバイトから正社員塾講師を目指すのであれば、責任の範囲が広がることはもちろん、
アルバイトをしていたときにはわからなかった、バイト先の嫌な部分を知る覚悟があるか?
を考えましょう。
俺は裏の部分を知りたくなかった…。
高校受験でもお世話になったから、余計にね…
ひょっとすると、この記事を読んでいるあなたは
新卒で就活中だけど、バイトから正社員になる道しかない…
バイト先への就職以外にも、企業の幅を広げたい!
と思っているのかもしれません。
そんなときには、就活会議で事前に情報を集めるところから始めてみてはいかがでしょうか?
・本選考を通過した先輩ESから、ESの書き方がわかる
・エントリー締切から、直近の本選考の締切日が一目で分かる
・口コミページからは、評判別の企業口コミを確認できる
といったメリットがあることから、就活会議は就活を行う際の強力なサポートツールといえるでしょう。
事前に情報収集を行うことで、合わない企業に入って後悔せずに済みます。
特にかつての私のように、
社員の人たちの人当たりがいいなあ…
と思っていたら入社後にギャップに苦しんだ、というリスクはかなり減らせるでしょう!
また、バイト先以外でも合わないと思った会社の選考や、内定受諾を回避できます。
そして、それまで情報を得られていなかった企業でも、十分な対策を行うことができ、内定に近づきます。
今から情報収集を行えば、バイト先の塾で正社員になることになったとしても、
他の会社に就職することになっても後悔のない選択ができるはずです。
ご覧いただきありがとうございます。taraionです。今回は、周りは就活を始めたけど、自分はバイト先にこのまま就職しようかな?バイト先の社員さんから就職を誘われたけどどうしよう...といった悩みを解決してい[…]